中東 Middle East 2005 2 19
ロシアが、中東に対して、
無色透明であるはずはないと見た方がよいでしょう。
アメリカが、中東に関与したいように、
ロシアも、中東に関与したいでしょう。
問題は、ロシアのテリトリー(縄張り)が、どこまで延びているかです。
意外にも、中東に深く根を張っているかもしれません。
何しろ、ロシアは、無色透明の情報活動が得意でしょうから。
それに比べれば、アメリカのやることは、派手で目立ちすぎです。
昔話に、「遠くまで行くには、静かに行け」という話があります。
大騒ぎをすると、みんなが集まってきて、
みんなから旅の計画や目的を聞かれ、
いつの間にか、貴重な時間とタイミングを失うのです。